桜のしおり

サイト「水面に散る桜」の日記

『主従間恋模様』up

こんにちは、桜です~!

今回は、なんとなんとなんと、しっかりまともな更新……、
『主従間恋模様』をupしました~!!

はい、そうですね。
『恋模様』シリーズの2作目ですね!(そこから追ってくれてる方は果たしているのか……(もしいたら、めちゃくちゃありがとう(涙))

いやはや、前作『年ノ差恋模様』と作品内で20年の時間差があるんですが、
まさか私自身がこの間に10年も過ごしてしまうとは……。
……時間経つの早くない???


まあそれはそれとして、ですね。
一応前作とからめてご紹介すると、
『年ノ差』の方では、主人公ウィリスのサポートというか導き手になっていた、イリア・シェリジェ夫妻の話になります。
彼らの出会いからその後の紆余曲折を追っていく感じ。

まあ、20年前なので、さすがにミラちゃんは出てないし(『年ノ差』時点で16歳)、メリンダも出てないですね。
王妃のおなかの中には、いる設定ですが……、メリンダママも出ません。

あとあれだな……。固定カプガチ勢にもオススメできんな……。
ウィリスに別の恋人いるので……。
いや、でもあれだよね!? 『年ノ差』読んでくれた方なら、「いたんだなー」くらいは知ってるよね!?!?

ということで、広い心で読んでね☆
と言っておこう……。


まあそんな感じで、作品については「あとは読んでね」というわけで、なんだけど。
なんか、これを書いてて、やっと「戻ってきた」って感じがしたんですよね。
この10年は迷走しまくってたんだなぁ、と。

おそらく今回の『主従間』も今の私でなければ書けなかったし、無理やり10年前に書いていたらもっと薄っぺらい話になってたんだろうな、と思ってます。
いや、ほんとね……。
私スピ系発信もするようになったんだけど、宇宙のすごさというか、なるべくしてなってる、っていうか、全てのことには意味があるっていうか、を今回の執筆ですんごい体験したんですよね。
今思い出してもやばい。
ざっくり言うと、すごい「カチッ」ってはまったのよ、全部が。
(興味があったら、追記にて『主従間恋模様』の全体ネタバレ込みで語ってるので、よければ読んでみてね)


まあそんなわけで、色々楽しみながら書いてたんですが、
ラストに関して補足的にシェリジェ視点の小話をupして、次の作品に移ろうかなと思ってます。
『恋模様』メリンダ編はしばらく待ってね。
一応次の予定としては、『revoir et amour』のベルヒュー小話書こうかなー、と思ってます。

まあそんなわけで、私は元気です!
そろそろリーディングもやろーかなーと思ってるので、YouTubeにも遊びに来てね~。
ではまた!

(追記読む人は、「▼追記の開閉」をクリックか、下にすくろーーーる!)











よーし、『主従間恋模様』読んだな!? ネタバレして大丈夫だな!?!?
ラストの流れまで書くぞ!?
まだの人は戻ろう(『主従間恋模様』を読む→



よし、読んだな!
では……なんですが、

今回の話って、イリアの乳兄弟が裏で暗躍してました的な話じゃないですか。
ただこれ、物語を書きはじめた時は、1mmも決まってなくて……、
あ、そこ「え……?」って引かないの。

いや、決まってなかったんですよ。
アホ側近の独断強硬大惨事のとんでもない話だったんだけど、
シェラーナ登場シーン後の暗殺事件の前に、
イリアの「心の内は誰にも分からない、だろう?」って言葉を聞いて、

「なんか、含みあるな……」と思った私が、
どういう意味? って聞いたところ

乳母に毒殺されかけた

って、直感が降りてきたんですよね。

でも、その時は
「ふむ、なるほど。含みのある表情の理由はわかった。まあ、でも話には使わないだろうし、メモだけしとこー」
って、放置してたんですよ。


で、その後そのまま書いてたんですが(私は、物語の流れ通りに執筆してます)
側近が捕らえられた後、またイリアが
「……いや。まだやることがある」

「ああ……、……通常業務も溜まっているし……」<

と言って、

上の「……」に含みを感じて、また聞いたところ

「乳兄弟の所に行く」
と。

まあこの時点で、裏に乳兄弟がいるのがわかって、
おもろいなーとは思ってるんですが、この程度のシンクロニシティなら、これまでも体験してたので、そこまでの衝撃はなかったわけですよね。
で、
その後、乳兄弟アルフから語られたり、イリアの独白で語られる裏事情に興奮しつつ……

あ、私は基本的に降ろしながら書いてる(と最近気づいた)ので、
直前まで知らない情報を書かされることって、けっこうあります。

それで、
アルフのセリフで
「そうだよ。けれど、流石になーんにも知らない女の子をただ殺すのは忍びなかったから、警告はしただろ?」
と書いて……、

ここで、意識の私は思うわけですよね。
「『警告』してる場面、足さなきゃ……」
と。

でも、今回戻ってシーンをつけ足したり、とかはしてないんです。

……そう、あの「メイド」のシーン。
はじめから書いてたんですよ!!

もうね、これに気付いた時、
うわ、ほんとに「警告」されてる……!!
と、鳥肌で……。

正直、はじめにあのシーン書いてた時は、なんの意味もない……、精々シェリジェの甘さを本人に痛感させるだけのシーンだったので、
書いてた当時なんか、イリアさんに
「好きな女の子脅しちゃダメでしょ(ぷんぷん)」とか思ってたくらいで……。

↓証拠(X(旧Twitter))




これまでも、必要な情報とか、つじつまの合う説明とかがダウンロードされるような感じで書くことは結構あったんですけど、
必要なシーンを既に書いてる、というのははじめての経験で、めちゃめちゃ興奮しました……。



それで、いっそう腑に落ちたんですよね。
宇宙は完璧。全ては必要があって起こっている。「無駄なこと」は一つもない。
といったあたりの、宇宙の法則を。

まああと付随して、やっぱり私は物語を「作る」をしているんじゃなくて、
どこかの世界で起こっていることを、語り部としてただ書いているだけなんだ、って。

そう、それでこの記事の追記に入る前に書いた、「戻ってきた」という感覚に繋がるんですけど、
この別世界に繋がって、そこを覗く、というのは、私が物心ついた頃には既にやってたことで、
「本来の自分に帰る」ってこういうことなんだな、と思いました。

この彷徨ってた10年間は、
「異世界を見に行く」、じゃなくて、「人におもしろいと言われる話を作る」をしようとしていたから、しんどかったんだな、と気付きました。
まあ、ただこれも無駄ではなくて。
小説、文章としての技術向上とか、あと、「人におもしろいと言われる話」のテンプレを知ることで、
世界を見に行く時に、「物語として読みごたえのあるパラレル」を選んで見に行くことが出来るようになったんじゃないかな、と思うんですよね。

なので、やっぱり「全てのことはつながってる」なんですよね。


まあそんな感じで、私の気付きと発見の話でした!
長い話を聞いてくれてありがとう!
どうかこの話が、必要な人に届きますように。

それじゃあ、またね~!

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