桜のしおり
正式な肩書として「ナラティブヒーラー」を名乗ることにしました
お久しぶりです、桜です!
年始から更新が空いてしまって……、今回も更新情報ではないのですが、生存報告兼お知らせ? 決意表明? みたいな感じで参りました!
タイトルにもある通り、色々考えた結果、「ナラティブヒーラー」を名乗ることにしました!
……とはいっても、世の中の多くのヒーラーさんのように、目に見えない世界が見えたり、チャネリングやリーディングができたり、カウンセリングしたり……、ということではありません。
(期待された方はごめんなさい)
前回記事でも少し書きましたが、
私にとって去年から今にかけて、主に内面の部分で大改革が起こっていました。
私はかなり長い間、ずっとずっと生きづらさを抱えていたのですが、同じだけその気持ちを見ない振りして生きてきたんです。
でも、去年のはじめ頃、突然「もうこんな現実は嫌だ!! もっと楽しく笑って生きていきたい!!!」と思ったんです。正確には思っていたことに「気付いた」かもしれませんが。
その日から、どうにか現実を変えたいとあがいて、
その結果、自分のトラウマや過去のしがらみ、蓋をしてきた本当の気持ちなど、様々なことに向き合わされました。
一人っきりで枕を涙に濡らす……、なんて、ドラマみたいなこともしました。
「なかったこと」にした、色んなことに向き合って、過去の人間関係や様々な物事への恨みの気持ちも表出しましたし、
「そんなこと思ってたの!?」と、自分で自分に驚くようなことも多かったです。
でもそれって、
それだけ長い間、自分のことを蔑ろにしてしまっていた――、ってことだったんですよね。
それに気付いて消化するまで、1年もかかりました。
でもその期間を経て、やっと、ずっと嫌いで嫌いで仕方なかった自分を、「それでもいいじゃん」って認めてあげられるようになりました。
今では、自分のことを好きかと聞かれたら「好きだよ」って言ってあげられます。
この苦しかった1年を乗り越えて、やっと楽に息が吸えるようになって……。
そんな時、ふと思ったんです。
私は、これまでの私みたいに、今暗闇の中で苦しんでいる人が支えにできるような物語を書きたい。
私が苦しかったとき、物語が逃避先になったように。
それから、苦しさから抜け出したいと思った人が何かヒントを得られるような。
私はそんな物語を書いていきたいんです。
だから、私は「ナラティブヒーラー」を名乗ることを決めました。
「ナラティブ」という言葉は、似た意味である「ストーリー」よりも、「語り口」「語り方」という意味合いが強いそうです。
物語自体というより、それが伝えるものが「ナラティブ」。
私はそもそも、物語とは「どこかで起きていることをキャッチして、それを書き起こしているだけ」という意識で書いています。
要するに、私は「語り部」なんです。
ですので、「ナラティブ」というこれほど名乗るに相応しい言葉は他にない。そう直感しました。
人は自分自身で「自分を変えたい」と思い、行動しなければ変わることはない。そう、私は思っています。
でも、変化を促すことや、気付きを与えることはきっとできる。
昔の自分がほしかった言葉を、今それを願っている人に届けていきたいと思っています。
さて。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
長々と「ナラティブヒーラー」を名乗ると決めた理由を語らせていただきましたが、
これからもやることは大きくは変わりません。
物語を書く。そしてそれを発信する。
今までも、これからも、それだけです。
ただ、私自身の意識が変わったので、もしかすると何か変化があるかもしれません。
ですが、きっと良い方向に変わってゆくと信じています。
主には「雪野深桜」としての活動の際に使う肩書となると思われますが、
「桜 みゆき」としての活動の際も、その心は変わりません。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
みなさまに、幸せが降りそそぎますように。
ナラティブヒーラー 桜 みゆき(雪野深桜)